くびれを作って痩せる

スタイルの良い人を正面から見ると、腰の上あたりが細くなっていて、肩から腰までのラインがきれいに見えます。 この細くなっているのがくびれですね。 理想の体形、ダイエットする人の目標の一つでしょう。 くびれをつくるにはどうしたらいいのでしょうか。

なぜ腰のくびれができるのか

人間の骨格から考えてみましょう。 人間を正面から見てみます。 一番横幅が広いのは肩ですね。 肩から下に見ていきましょう。

肩の下は胸があります。 胸の形は肋骨が形作っています。 肋骨は心臓や肺を覆う形になっていますので、ある程度の容積が必要で、それなりの横幅があります。

胸の下は腹で、腹の下が腰になります。 腰は腰骨があって、この中にも腸などの内臓があります。 人間は直立歩行をするので、重い上半身を支えるためか、それなりの大きさと幅がありますね。

肩は腕につながるため、胸よりも横幅があります。 胸には肋骨があります。 腰骨は横に幅広いんです。 でもお腹には横幅のある骨はありません。

骨格だけ考えてみると、肩から胸、胸から腰の間にあるお腹は、骨によって形作られてませんので、細くなって当然なんです。 骨格の上に皮膚があると考えると、お腹はくびれて当然なんです。

お腹の中身でくびれが決まる

お腹の中には、胃や腸など、内臓がたっぷり入っています。 周りを囲むような骨はありませんから、袋の中に柔らかいものが入っているような感じです。 スーパーの買い物袋と同じで、中に物が入れば、外側にでてきます。

実は、お腹はちゃんと囲まれているんです。 筋肉です。 内側から挙げていくと、腹横筋、腹斜筋、腹直筋です。 お腹は、肋骨などの骨ではなく、筋肉で形作るようになっています。

腹横筋は、腹巻のようにお腹を横向きに囲んでます。 腹斜筋は、脇腹を斜め方向に囲うように、腹直筋はお腹の正面を縦にフタをするようになっています。 これらの筋肉がある程度の強さを持っていると、お腹は内臓に押されず、胸や腰に比べて小さくなります。 これが、くびれです。特に脇側にある腹斜筋と、その内側の腹横筋がくびれを形作る筋肉です。 お腹の筋肉が引き締まっていれば、自然にくびれができるんです。

くびれを作るには

もちろん、筋肉が引き締まっていても、まわりに脂肪がついていれば、くびれはできません。 内臓のまわりを筋肉で囲んで、そのまわりを脂肪で囲むことになりますからね。 お腹の筋肉を鍛えて、お腹回りの脂肪を減らせば、くびれが作れます。

筋肉は有酸素運動をすれば、周りの脂肪を分解してエネルギーにして消費してくれます。 腹直筋、腹斜筋、腹横筋を動かせば、脂肪が減って、筋肉も引き締まるので、くびれができるんです。 例えば、腹斜筋は体をひねる動きをする筋肉です。 仰向けの姿勢で膝を立てて、立てた膝を左右に振ると腹斜筋を鍛えられます。 しっかり筋トレしてくびれをつくりましょう。