腸内フローラを整えて痩せる

腸内フローラとは

腸内フローラとは、腸内に住む細菌がつくるグループのことです。 細菌が集まっている(群生している)様子が、お花畑(フローラ)のようなので、名づけられました。

実は腸にいる細菌はなんと100種類以上、数は100兆個もいるそうです。 細菌には、腸に良いことをする善玉菌と、腸に悪いことをする悪玉菌、そのどちらでもない日和見菌の3タイプいるそうです。 腸内フローラの細菌は、善玉菌が2割、悪玉菌が1割、残りが日和見菌というバランスが最も良いのですが、このバランスが崩れると体調が悪くなるんだそうです。

腸を健康にするとダイエットしやすくなる

体調がよくなかったり、栄養がうまく吸収できないと、食欲がコントロールしづらくなりますし、そうすると食事の量をコントロールしにくくなります。 ダイエットの大敵は、実は体調不良なんですね。 善玉菌は有名な乳酸菌で、ビフィズス菌、フィーカリ菌、フラジリス菌などで、腸のぜん動運動を促進して、腸をすっきりしてくれます。 善玉菌は便秘や下痢を予防し、食物の消化吸収を促進してくれます。 善玉菌は腸から体調を良くしてくれるんですね。

悪玉菌は大腸菌やクロストリジウムなどで、腸内に腐敗物をため込み、有害物質を発生させます。 悪玉菌が多いと、便秘の原因になったり、肌荒れや体臭・口臭、倦怠感、風邪や口内炎、下痢など不調の原因になります。

デブ菌、痩せ菌とは

腸にいる菌は、ファーミキューテス門とバクテロイデーテス門などに分類されます。 門というのは菌の分類につかう、系統を示す用語だそうです。 ファーミキューテス門に属する細菌は脂肪を好みます。 肥満の人々に多く見られ、デブ菌などと言われるそうです。 デブ菌が多いと、食物からのエネルギー回収率が悪くなるので、肥満になりやすくなるそうです。

なんと痩せ菌という肥満抑制効果を持つ菌もいるらしいです。 バクテロイデーテス門に属する菌は痩せ菌と言われます。 肥満度を示すBMIの値が低い人に豊富に存在している菌なんです。 なかでも“ミヌタ菌”が存在すると、肥満型から痩せ型になり、体脂肪率や体重が減少するそうです。

腸内フローラで菌のバランスを変えて痩せるには

悪玉菌を増やす高脂肪食を減らして、善玉菌のえさになる水溶性食物繊維を摂りましょう。 大豆、インゲン豆、ゴボウや干しシイタケ、切り干し大根、海藻、こんにゃくなどです。 オリゴ糖ははビフィズス菌を増やすために必要な栄養素で、大豆やゴボウ、牛乳、バナナ、玉ねぎ、アスパラガスなどに含まれます。

腸内フローラを検査して、太りやすさをチェックする

腸内フローラの検査をしてくれるサービスがあるそうです。 腸内フローラの検査は、便をシートにつけて送るだけです。 ファーミキューテス門とバクテロイデーテス門の比率で太りやすさがわかるそうです。 食事に気を付けているのに、どうも太りやすいという人は一度検査してみてはいかがでしょうか。